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サロンLAPISのニュートラルトーク

ひっそり隠れ家サロン時代から書きためている本音のコラム。 時にじんわり、時にきっぱり。 素で綴る、セラピストのひとりごとです。

   

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悲しみを乗り越えて【プロフィール作り⑪】

三年間の壮絶な闘病生活の果てに

母は最期に、息子である夫に見守られながら、静かに旅立った。

あれから、10年の歳月が流れた。

今でも、当時母が入院していた 大学病院を訪れると、

毎日のように通った、駐車場から病室までの道筋を 思い出す。

雪のふりしきる夜中の道を 何度も車で飛ばして

凍結路面で、タイヤがスリップし、心臓が凍る思いもした。

今は、あの時のことを思い出しながらも、母から言われた言葉の数々を

反芻してみる。

「思うように、やりなさい」
「みんなと 仲良くね」

自分で意図した道ではなかったが、

気がつけば、あの頃母と過ごした出来事がヒントになって、

今の私が形成されている。

紫色の、血の気の引いた母の足を、さすり続け、

揺れる心を落ち着かせるために、病室でラベンダーの香りを

漂わせ、何か心のよりどころや 救いを求め続けていた毎日。

母を失ってからの数年は、

ただ喪失感を埋めるために、わたしは13年ぶりに

専業主婦を辞めて、働き始めた。

まだまだ、自分自身を見つめる余裕も、ゆとりもなく

ただ忙しさの中に、自分を埋没させていた。

逃げるように、ただひたすら・・・。


時が、悲しみを癒し始めた頃、

私の中に、あらたなテーマが生まれてくる。

「なんのために、私は存在しているの?」
「経験したことを、生かす手立てはないの?」

「使命感」
「役割」
「生きていく意味」

命と向きあった、三年の月日は

私を確実に、変えていった。

そして、そこから 私の人生のテーマが始まる。

自分を癒し、人を癒し、
自分を愛し、人を愛す。

常に、周りを優先せざるを得なかったと

思い込んでいた私の生き方は、

根本から見直さなければいけないところに、来ていたのだ。

他人のせいではなく、
環境のせいではなく、
ましてや、
現象のせいでもない。

「わたしのせいなのだ」

すべては自分で選んだ人生なのだ。

このことが、理解できるまで、何とも長い年月を要したことだろう・・・。

それだけの、深い悲しみや別れが、必要だったのだ。

さぁ、どう生きる?

自分の信念と価値観を 構築する旅が ここから始まった。

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