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サロンLAPISのニュートラルトーク

ひっそり隠れ家サロン時代から書きためている本音のコラム。 時にじんわり、時にきっぱり。 素で綴る、セラピストのひとりごとです。

   

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初の生徒さん

c113c583.jpgリフレクソロジーのスクールを卒業し、
ディプロマを頂いた私は、
晴れて、先生のアシスタントとなり、
三ヶ月の研修を経験した。
先生の指導をつぶさに聞き、
アドバイスや デモンストレーションを
観察しながら、実技を行う生徒さんの介助や、
補助指導などをして
講師としての独立に向けて、取り組んでいった。

私の身につけた英国式のリフレクソロジーは、『サムウォーク』という
独特な手技スタイルが特徴的である。
親指を足裏につけたまま、尺取虫のようにはわせつつ、
反射区を刺激するという、別名キャタピラーウォークとも 言われるやり方だ。

私にとって、単独の講師経験キャリアのスタートは、
石川県の能登地方から 通ってきていた 生徒さんだった。
お隣の県とはいえ、加賀地方や金沢あたりから来るのとは わけが違う。
三時間半も車で走り、私たちのスクールまで 通ってきてくださっていた。往復 七時間近く。
週に一度の通学は、大変だったことだろう。
しかしながら、その施術を身につけようという 意欲に あふれている方だった。

とある能登地方の ショッピングセンター内の リラクセーションサロンに お勤めしていた彼女は
プラスアルファの手技を獲得したいと 願っていたようだ。
しかし、やはり、つまづくのは、例の 『サムウォーク』。
私も生徒時代、散々 泣かされたこの手技。本当に 難しいのだ。
基本を初めに きちんと身につけないと、 あとあと 指を壊したり、施術に支障をきたしてしまう。

最初が何より 肝心。
忙しいサロンワークを縫うようにして、長時間ドライブの果て、レッスンを受けにこられる。
毎週、前の週の手技を完全に習得していないと、次へ進めないほどの 難易度の高いスキルだ。

その方も、遅々として進まないサムウォークの習得に、ある日 涙ぐんでしまった。
講座は、全12回。しかしもうすでに、三分の二が 経過してしまっている。
私も焦り、何とか 建て直しをはかろうと 一度 目先を変えようと 思い立った。

『私の手技を 一度体感してみてください。どんな感じがするかを 率直に感じてみて』

生徒さんは、施術ベッドに座り、私がスツールにつき、足裏をサムウォークの連続で、
体感していただく。

「あ、こんな感じなんですね、もっと 指圧されているのかと思いました。
刺激することに 意識が行き過ぎていたかもしれません」

彼女は何かを感じ取り、再び練習を始める。
すると、今までとは明らかに違う 指の動きをし始める。

そう、私が最後まで 感動してやまなかった、
生徒さんの 腑に落ちるときに 立ち会う
 
初めて 目撃した 瞬間だった。


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