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サロンLAPISのニュートラルトーク

ひっそり隠れ家サロン時代から書きためている本音のコラム。 時にじんわり、時にきっぱり。 素で綴る、セラピストのひとりごとです。

   

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看護師さんから得たもの

先生のアシスタントから始まった リフレクソロジーの
非常勤講師の仕事は、途切れることなく 
順調に 生徒さんを 輩出して行った。
 
もちろん、私の力ではなく
スクールオーナーの力によるところが 大きいのだが。
オーナーの営業力は
生徒さんを ひきつける。

一年ほど経った頃から 医療現場で働く現役の看護師の方が
生徒さんとして 受講されるケースが 増えてきた。
みなさん、現場で働くがゆえに 痛感する思いから
この自然療法である リフレクソロジーに 関心を持って下さる。

とても ありがたいことだ。
ありがたいことだけれど、
当時の私には とても荷が 重かった。

医療のプロ、エキスパートである方々に
私が指導するなんて、なんと おこがましい。
手技のレクチャーだけなら私も経験を重ねてきている。
しかし、実際日々患者さんと接する彼女らは 看護のプロフェッショナルなのだ。
体のこと、病気のこと、すべてにおいて
実践で勝負されている人たち。

自信がない。

この思いは どんどんどんどん 私を支配する。

オーナーは原則、感性の人なので
『自分で 乗り越えなさい』という メッセージのみ。

そんな時、ある看護師さんから 心を揺り動かす 言葉を頂戴する。

それは、生徒さんである彼女の手技をチェックしながら
雑談も交えていた時のこと。

「なぜ、リフレを習おうと 思ったのですか」と、問う私に
その方は、こう答えた。

『看護の基本に 立ち戻ろうと思ったからです』

彼女はキャリア10年の 中堅どころの ナースである。
手術室、ICU、救命救急、透析、外来、色々な場で キャリアを積んでいらした
経験豊富な 看護師さんである。

『慌しく流されるような現場の毎日で、ふと、思ったんです。
私はほんとにこれで いいんだろうか・・って。
大事なものを 忘れてきていないだろうかって。
その時、心の中で
-手当て-という文字と言葉が よみがえったんです。
病棟で 体をさすったり、手を握ったり、足をマッサージしたりすることで
患者さんが見せる 表情の変化に あらためて 気づかされたんです。
それで、思い立って 是非勉強したいと 強く願いました』

ひらめきに近いような感情だと 彼女は表現した。

私は、それを話す彼女の顔が とても神々しくて
しばらく 目をそらすことができなかった。
それほど、説得力のある 力強い思いに 打たれたのだ。

技量や、キャリアや、理屈云々ではない。
それを その方から 私は 教えてもらった。

『手当て』と『こころ』
それがすべての 原動力であると 気づかされた。

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