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サロンLAPISのニュートラルトーク

ひっそり隠れ家サロン時代から書きためている本音のコラム。 時にじんわり、時にきっぱり。 素で綴る、セラピストのひとりごとです。

   

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「叱ること」の意味

先日テレビのドキュメンタリー番組を偶然視た。

最近の中間管理職は、若手の社員を「叱る」ことが出来ないらしい。

そのための講習会やセミナーがあちこちで開催されていて、

その様子がレポートされていた。

ロールプレイ方式で、上役と部下を演じて、その時の対応を

皆の前で実際にやって見せるものだった。


家族とそれを見ながら、笑う。

「なんだそれ」「ありえんやろ」

テレビに突っ込みを入れる我々。


私は以前職場の管理者だった時、若い社員やアルバイトには

もれなく嫌われていた。至極当然のように。

面と向かって「姑」と、私を評する大胆不敵な娘もいた。

年齢が進むと共に、年下の上司が増え、その上司が若手を注意する時、

見ていていらつくことが多くなって行った。

なぜ、そんなに回りくどいのだ?もっとパシッと言い放つ方がいい。

見るに堪えられず、進言してしまった。

すると、逆に問われた。

「どうやって叱れば効果的なんでしょうか?」

思わず、頭を抱えた。


誰だって、意味なく嫌われたくはないだろう。

それは私も同じ。

ただ、他人よりあまり「好かれたい」という気持ちが薄いかもしれない。

・・というより、そういうことを考えている余地なく、言葉が出ている。

「ほめて育てる」ブームの今は、親もあまりわが子供を叱らないのか、

私に注意されても「?」マークいっぱいで、意味がわからない・・・という

顔をしてぽかんとしている子が多い。

基本的な職場でのルールが守れない、接客マナーが遵守できない。

お金をいただいている以上、甘えは許されない。

しかし、私ばかりが厳しくしても、ほかの社員がそれを許すなら、

本人の為にもならないし、場の質は落ちていく。

クオリティを保つために、プロに徹すること。

これができる人間がどれほど残っているのだろうか、とふと思う。

仲良しごっこやご機嫌取りで若い者と接する中年ばかりが増えたら、

一体この先、どうなっていくのだろうか・・・。



人の人生に関わる時間など、ほんの一瞬。

けれど私は若い頃、怒鳴りつけられながらもその奥にある

人としての愛や慈しみに支えられて、社会人としての基本を身につけることが出来た。

いまはひたすらそこに、感謝しているし、ありがたいと思う。

一緒に仕事をする・・と思うだけで緊張していた先輩や上司、

けれど仕事を離れれば、よき相談相手となってくれ、励まし、褒め、

支えてくれた人たち。

懐かしく想いだされる人たちは、厳しいながらもブロの顔で、

接してくれた人ばかりなのだ。


「褒め育て」と「甘やかし」はまるで違うもの。

「叱る」ことと「怒る」ことも全く違う次元なのだ。

仕事の場では、それを常に心に留めていたいと思う。

そこを離れれば、大らかにニュートラルにいたい私なのだが・・・。

ま、判断は人に任せよう。




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